破綻してしまう恐怖のゆとりローン(住宅金融公庫) [住宅金融公庫のゆとりローンとは?]
住宅ローンに苦しめられ、住宅ローンアドバイザーとなった私のサイトにご訪問頂き、誠に有難うございます。
ゆとりローンとは平成4年ごろから住宅金融公庫(現在の住宅金融支援機構)が先導する形で始まった住宅ローンの制度の1つ です。
この制度は、借入当初は超低金利(といっても当時では2%ほど)なのですが、6年目と11年目に金利が段階的に上がり、月々の返済金額が増えていく住宅ローンの制度です。
当時の日本はバブルが崩壊したとはいえ、まだバブルの名残が残っていたのか、またすぐ景気はよくなる!という雰囲気があったのでしょう。そんな雰囲気が、「金利が上がる6年後には景気は回復しており、11年後にはまた更に景気は良くなっている。そうなれば給料も上がっているだろうから、金利が上がっても住宅ローンの支払いなんて余裕だろう」という考えを抱いていた当時の日本人達が作った「夢のマイホームローン」だったのです。
しかし、もともと日本人の給料が上がる(景気が良くなること)前提で作られた制度であるゆとりローンは、一向に良くならない景気と下がり続ける給料、増え続けるリストラといったその後の日本経済の不景気状況から危険なローン制度であると政府は判断し、ついに2000年にゆとりローンは廃止となりました。
実際にゆとりローン利用者の多くは返済がしんどくなり、辛いローン地獄に陥っています。
もちろん、破綻された方も多いでしょうね。
ちなみに、ゆとりローンの難しい金利とか更に詳細な制度内容は置いておいて、具体的にどのような返済計画になるかというと
当初5年間のローン返済額が約80,000円/月の場合、6年目~10年目までは約140,000円/月になり、更に11年目からは約163,000円/月にまで上がってしまいます。
これが「国家ぐるみの巨大詐欺」とまで呼ばれた恐怖のゆとりローンの正体です。
ゆとりローンとは平成4年ごろから住宅金融公庫(現在の住宅金融支援機構)が先導する形で始まった住宅ローンの制度の1つ です。
この制度は、借入当初は超低金利(といっても当時では2%ほど)なのですが、6年目と11年目に金利が段階的に上がり、月々の返済金額が増えていく住宅ローンの制度です。
当時の日本はバブルが崩壊したとはいえ、まだバブルの名残が残っていたのか、またすぐ景気はよくなる!という雰囲気があったのでしょう。そんな雰囲気が、「金利が上がる6年後には景気は回復しており、11年後にはまた更に景気は良くなっている。そうなれば給料も上がっているだろうから、金利が上がっても住宅ローンの支払いなんて余裕だろう」という考えを抱いていた当時の日本人達が作った「夢のマイホームローン」だったのです。
しかし、もともと日本人の給料が上がる(景気が良くなること)前提で作られた制度であるゆとりローンは、一向に良くならない景気と下がり続ける給料、増え続けるリストラといったその後の日本経済の不景気状況から危険なローン制度であると政府は判断し、ついに2000年にゆとりローンは廃止となりました。
実際にゆとりローン利用者の多くは返済がしんどくなり、辛いローン地獄に陥っています。
もちろん、破綻された方も多いでしょうね。
ちなみに、ゆとりローンの難しい金利とか更に詳細な制度内容は置いておいて、具体的にどのような返済計画になるかというと
当初5年間のローン返済額が約80,000円/月の場合、6年目~10年目までは約140,000円/月になり、更に11年目からは約163,000円/月にまで上がってしまいます。
これが「国家ぐるみの巨大詐欺」とまで呼ばれた恐怖のゆとりローンの正体です。
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